21.「三木露風」の赤とんぼ歌曲碑
■所在:龍野公園入口三叉路
■建立:昭和40年5月28日

 

 

 この童謡は、大正10年8月「樫の実」に発表された。露風33歳のときである。露風はこのとき北海道上磯町渡島当別のトラピストにいた。異国の丘を思わすようなトラピストの台地に立って、朝な夕な津軽の海を望むとき、彼の心に去来したものは何であったか、ふるさとの思い出ではなかったか。そう考えるとこの詩は、単なる姐やの思い出ではなく、望郷の詩であり、母恋いの詩と解すべきではなかろうか。